2011年7月11日月曜日

学習指導要領の変遷

ざっくりまとめようと思います。

戦後のカリキュラムの系譜
昭和20代: 経験カリキュラム
昭和30~40年代: 学問中心カリキュラム
昭和50年代~現在: 人間中心カリキュラム

平成20年・21年度告示 小学校及び中学校学習指導要領の改訂のポイント
1 改訂版における基本的な考え方

1-1 教育の理念を踏まえ「生きる力」を育成
・「知識基盤社会」で重要になる「生きる力」という理念を継承。「生きる力」を支える「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」の調和を重視。
・公共の精神、伝統・文化の尊重を踏まえ、伝統・文化の教育や道徳教育、体験活動等を充実。

1-2 知識・技能の習得、思考力・判断力・表現力の育成
・各教科で、基礎基本を習得したうえで、観察・実験やレポート、論述など知識・技能を活用する活動を充実し、思考力・判断力・表現力等を育成。
・基盤になる言語能力について、国語の時間のみならず育成を行なう。
・国語、社会、算数・数学、理科、外国語等の授業時数を増加。
・キャリア教育を通じ、学習習慣を確立する。

1-3 道徳や体育を充実、豊かな心と健やかな体を育成。
・体験活動を活用し、道徳教育や体力向上についての指導、安全教育や食育などの充実し、豊かな心と健やかな体を育成する。

2 教科内容の主な改善
2-1 言語活動の充実
・言語は、知的活動やコミュニケーション、感性・情緒の基盤。
・国語で基本的な力を養い、それを各教科において説明、論述、討論といった活動につなげる。

2-2 理数教育の充実
・理数教育は科学技術の土台。国際的な通用性、内容の系統性、小・中学校の円滑な接続を踏まえた指導内容を充実。

2-3 伝統や文化に関する教育の充実
・各教科において、我が国の伝統や文化を受け止め、それを継承・発展させるための教育の充実。
・具体例: 国語科での古典、社会科での歴史学習、音楽家での唱歌・和楽器、美術科での我が国の美術文化、保健体育での武道など。

2-4 道徳教育の充実
・道徳教育は、道徳の時間を要として教育活動全体を通じて行なう。
・発達段階に応じて指導内容を重点化、体験活動の推進。
・道徳教育推進教師を中心に、全教師が協力して道徳教育を展開する。
・先人の生き方、自然、伝統と文化、スポーツなど、児童生徒が感動を覚える教材の活用。

2-5 体験活動の充実
・子どもたちの社会性と豊かな人間性の育成のため、発達段階に応じて、集団宿泊や自然体験、職場体験を重点的に推進する。

2-6 外国語活動の充実
・積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育成し、言語・文化に対する理解を深めるために、小学校高学年に外国語活動を導入。
・中学校においては、語彙数の充実と、聞・話・読・書を総合的に行なう活動を充実する。

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