2011年4月23日土曜日

新約聖書・「仲間を赦さない家来」のたとえ

「あなたに言っておく。七回どころか七の七十倍までも赦しなさい。(中略)。あなたがたの一人一人が、心から兄弟を赦さないなら、わたしの天の父もあなたがたに同じようになさるだろう。」

親共同訳・新約聖書・マタイによる福音書第18章21節から35節まで。

「仲間を赦さない家来」のたとえ
そのとき、ペトロがイエスのところへ来て言った。「主よ、兄弟がわたしに対して罪を犯したなら、何回赦すべきでしょうか。七回までですか。」イエスは言われた。「あなたに言っておく。七回どころか七の七十倍までも赦しなさい。そこで、天の国は次のようにたとえられる。ある王が、家来たちに貸した金の決済をしようとした。決済を始めたところ、一万タラントン借金している家来が、王の前に連れて来られた。しかし、返済できなかったので、主君はこの家来に、自分も妻も子も、また持ち物も全部売って返済するように命じた。家来はひれ伏し、『どうか待ってください。きっと全部お返しします』としきりに願った。その家来の主君は憐れに思って、彼を赦し、その借金を帳消しにしてやった。ところが、その家来は外に出て、自分に百デナリオンの借金をしている仲間に出会うと、捕まえて首を絞め、『借金を返せ』と言った。仲間はひれ伏して、『どうか待ってくれ。返すから』としきりに頼んだ。しかし、承知せず、その仲間を引っぱって行き、借金を返すまでと牢に入れた。仲間たちは、事の次第を見て非常に心を痛め、主君の前に出て事件を残らず告げた。そこで、主君はその家来を呼びつけて言った。『不届きな家来だ。お前が頼んだから、借金を帳消しにしてやったのだ。わたしがお前を憐れんでやったように、お前も自分の仲間を憐れんでやるべきではなかったのか。』そして、主君は怒って、借金をすっかり返済するまでと、家来を牢役人に引き渡した。あなたがたの一人一人が、心から兄弟を赦さないなら、わたしの天の父もあなたがたに同じようになさるだろう。」

ちなみに1デナリオンとは1日分の賃金を表すローマの貨幣だそうです。なので、100デナリオンは100日分の賃金ということになりますか。1タラントンは6000デナリオンだそうなので、1万タラントンはとんでもなく大きな数字です。参考までに。主君はそんな莫大な借金をした家来を赦しました。しかし、赦された家来は仲間を赦しませんでした。

人や過ちを赦すことが、いずれ自分が赦されることにつながる。人を赦しなさいというメッセージが詰まっているように思います。

2011年4月11日月曜日

Brian May: 震災へのメッセージ

東日本での大地震から今日で一ヶ月でした。
わたしはなんの被害も受けていないですし、この地震については考えることは多少はありますが、意見を述べるのは控えさせていただきます。知らないことが多すぎます。原発のこと、復興に関すること、まだまだ知らないことばかりです。

わたしの意見の代わりにQueenのギタリストであるBrian Mayが日本に寄せたメッセージを紹介したいと思います。Queenはデビューしたてのころ、日本で爆発的なヒットを起こした伝説的バンドです。わたしの最も好きなバンドです。特にBrian Mayはメンバーの中でも、わたしがロールモデルと(勝手に)している人物です。話がそれました、もとに戻します。

彼らは宮城・仙台など東北地方でもライブを行なっています。今回のことでBrian Mayが震災にあった宮城を含め、日本にメッセージをくれたということです。彼は3月13日にはメッセージを寄せてくれています。

ありがとう、Brian!

海外のアーティストがメッセージをくれているのだから、頑張ろうとは言いません。わたしには「頑張ろう」なことを言う権利もないでしょう。しかし彼がこうやって日本に応援メッセージをくれているということがわたしは嬉しかったですし、それを紹介したかっただけです。


またQueenはTeo Toriatteという日本語歌詞つきの楽曲も発表したことがあります。ぜひ多くの人に聴いてもらいたいです。



日本語の歌詞と言えば、Freddie Mercuryのこの曲。



Queenやメンバーの魅力についてはまた別の機会にしましょう。


追記
リンクを表示できるようになりました。やり方を教えてくれた友人の奥君、ありがとう。
彼のブログもすばらしいですよ。ということで彼のブログのリンクはここから。

新約聖書・ヤコブとヨハネの母の願い

親共同訳・新約聖書・マタイによる福音書第20章25節から27節まで。
そこで、イエスは一同を呼び寄せて言われた。「あなたがたも知っているように、異邦人の間では支配者たちが民を支配し、偉い人たちが権力を振るっている。しかし、あなたがたの間では、そうであってはならない。あなたがたの中で偉くなりたい者は、皆に仕えるものになり、いちばん上になりたい者は、皆の僕になりなさい。」

これはゼベダイの息子たちの母がイエスに、王座に着いたときに自分の息子たちをそばに置いてやってほしいと願ったときに、イエスが母にかけた言葉です。

大きな人間ほど謙虚で、自分一人のためではなく、人のため世界のために生きるのだということが示された、すばらしい一節だと思います。

2011年4月10日日曜日

NHKラジオ英語:実践ビジネス英語の勉強法

モナリザさんがNHKテキストの実践ビジネス英語の勉強法を紹介していました。
わたしも自分なりの勉強法を紹介したいと思います。

まずわたしの勉強法ですが、テキスト(380円)が必要です。これはとても安い出費だと思いますので、ぜひ購入してみてください。そして、CD(1580円)はあればより勉強しやすいですが、さすがに毎月この金額は高いですね。そこでCDは買いません。その代わり、ネットのストリーミングを使って勉強します。ラジオ放送も必要ないです。あとはノートを一冊用意します。では、勉強法を紹介します。

1. まず、テキストなしでビニェットを一度聴く。
テキストにもありますが、テキストなしでビニェットを聴きます。わたしは一語一語聴くのではなく、話の中身をつかむようにしています。ビニェットを一度聴くくらいなら、2・3分といったところでしょうか。

2. ディクテーションに挑戦する。
ワンセンテンスごとにひたすら書きとります。わからなければ何度も聴いて。わからなくなってもテキストは絶対見ません。わからなくてもできるだけ飛ばさずにトライします。粘り強く挑戦すること、それが言語習得には大切だと思うからです。どうしてもわからないときは、聴いた音をそのままで、つづりを書きます。たとえ、こんな単語ないでしょうと思うものでも、わたしは耳の聴いた通りに書いてみます。間違っていても、後で実際セリフと自分が聴き取ったものを比べられるからです。終わったら、テキストを見ながら、赤で訂正を入れます。どう聴き間違えたかを確認します。この工程では、何度も聴きながら全部をディクテーションするのに、わたしは20分から25分ほどかかります。

3. 音読する。
テキストを見ながら、音声に続けてワンセンテンスずつ音読します。このときリンキングやイントネーションを意識しながら読みます。そのワンセンテンスをすらすら言えるようになるまで練習します。一つずつ何度も練習すると時間はかかります。なんども読んで飽きるくらいになる、という練習がいつかは必要になると思います。言語は簡単なおもしろい練習ばかりではどうにも身につかないと思っています。ここで20分くらいでしょうか。

4. テキストを見ながら、音声と一緒に通して読む。
3での練習をしっかり行なうと、この過程はずいぶん楽です。3回ほど通して読めば、文章が頭に入っていると思います。足りないと思えばもっと回数を重ねればいいと思います。無駄にはならないはずです。3回ほど読むだけなら5分足らずでできます。

5. シャドーイングする。
最後の過程です。テキストを見ないで、音声を聴きながら読みます。。この過程は並大抵のフラストレーションではありません。ここまでの過程でたくさん練習して、セリフも結構覚えたと思っていても、シャドーイングはできるものではありません。わたしもしょっちゅうもどかしい思いをしています。しかし、その積み重ねが少しずつ結果につながるのだと思います。とはいっても時間の制約もありますし、この過程は完璧にすることはわたしも求めないようにしています。始めからできなくても、数週間・数ヶ月と続けていくうちに慣れると思うからです。なので無理する必要はありません。10~15分くらい練習すれば十分ではないでしょうか。

時間がないという方は、モナリザさんの勉強法がよいかもしれません。もしくはわたしの勉強法で、一回の練習を二日にわけて練習するのもいいと思います。1~5の過程をテキスト半分ずつで二日間やる。または一日目は音読までで、残りを次の日というように分割するのもいい考えだと思います。ストリーミングは一週間有効なので、分割学習も可能です。

これがわたしの練習です。一回当たりの時間がどうしても多くかかりがちです。しかし、時間をかけて継続するということが、言語習得の近道だと思っているので、興味を持たれた方は挑戦してみてください。

参照リンク
実践ビジネス英語テキスト:http://www.amazon.co.jp/NHK-%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%82%AA%E5%AE%9F%E8%B7%B5%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9%E8%8B%B1%E8%AA%9E-2011%E5%B9%B4-04%E6%9C%88%E5%8F%B7-%E9%9B%91%E8%AA%8C/dp/B004TB6SVG/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1302938232&sr=8-2

モナリザ・NHKラジオ講座勉強法:http://ameblo.jp/monalisa-eigo/day-20110404.html

またこの勉強法に関してわかりにくい点などあれば、指摘してください。

2011年4月7日木曜日

新約聖書 「十人のおとめ」のたとえ

親共同訳・新約聖書・マタイによる福音書第25章13節。
だから、目を覚ましていなさい。あなたがたは、その日、その時を知らないのだから。

イエスは同書・マタイによる福音書の第24章29節-31節で、人の子が来ると言っています。その時が来るのを用意して待っていなさいと説いています。それをたとえを用いて説明しています。そのたとえが次です。

親共同訳・新約聖書・マタイによる福音書第25章1節-13節

「そこで、天の国は次のようにたとえられる。十人のおとめがそれぞれともし火を持って、花婿を迎えに出て行く。そのうちの五人は愚かで、五人は賢かった。愚かなおとめたちは、ともし火は持っていたが、油を用意していなかった。賢いおとめたちは、それぞれのともし火と一緒に、壺に油を入れて持っていた。ところが、花婿の来るのが遅れたので、皆眠気がさして眠り込んでしまった。真夜中に『花婿だ。迎えに出なさい』と叫ぶ声がした。そこで、おとめたちは皆起きて、それぞれのともし火を整えた。愚かなおとめたちは、賢いおとめたちに言った。『油を分けてください。わたしたちの火は消えそうです。』賢いおとめたちは答えた。『分けてあげるほどはありません。それより、店に行って、自分の分を買ってきなさい。』愚かなおとめたちが買いに行っている間に、花婿が到着して、用意のできている五人は、花婿と一緒に婚宴の席に入り、戸が閉じられた。その後で、ほかのおとめたちも来て、『御主人様、開けてください』と言った。しかし、主人は、『はっきり言っておく。わたしたちはお前たちを知らない』と答えた。だから、目を覚ましていなさい。あなたがたは、その日、その時を知らないのだから。」

2011年3月20日日曜日

新約聖書 「種を蒔く人」のたとえより

これからは聖書を読んでいて印象に残った箇所や人にも伝えたいものをブログに残したいと思います。
目的は聖書をより多くの人に手に取ってもらえるようにすることです。ぼく自身はキリスト教徒ではありませんし、特に強い信仰心を持っているわけでもないです。ただ聖書を読むのが好きで、自分の人生や教養のために読んでいるだけです。勧誘等をしているわけではないので、気軽に読んでください。


新共同訳・新約聖書・マタイによる福音書第13章3節から9節まで。

「種を蒔く人」のたとえ
『イエスはたとえを用いて彼らに多くのことを語られた。「種を蒔く人が種蒔きに出て行った。蒔いている間に、ある種は道端に落ち、鳥が来て食べてしまった。ほかの種は、石だらけで土の少ない所に落ち、そこは浅いのですぐ芽を出した。しかし、日が昇ると焼けて、根がないために枯れてしまった。ほかの種は茨の間に落ち、茨が伸びてそれをふさいでしまった。ところがほかの種は、良い土地に落ち、実を結んで、あるものは百倍、あるものは六十倍、あるものは三十倍にもなった。耳のある者は聞きなさい。」』

これの意味は次のように説明されています。

同書・同章・20節から23節まで。
「種を蒔く人」のたとえの説明
『石だらけの所に蒔かれたものとは、御言葉を聞いて、すぐ喜んで受け入れるが、自分には根がないので、しばらくは続いても、御言葉のために艱難や迫害が起こると、すぐつまずいてしまう人である。茨の中に蒔かれたものとは、御言葉を聞くが、世の思い煩いや富の誘惑が御言葉を覆いふさいで、実らない人である。良い土地に蒔かれたものとは、御言葉を聞いて悟る人であり、あるものは百倍、あるものは六十倍、あるものは三十倍の実を結ぶのである。』

たとえ信仰がなくても、この箇所はためになるお話だと思います。こういったものをこれからも少しずつ紹介できたらなと考えています。

2011年3月19日土曜日

視聴者のための報じ分け

今回の東北地震に関する報道で感じたことがありますので、それを書きます。

11日の金曜に地震が起こりました。その日のテレビ番組は地震に関する放送が並びました。問題は次の日です。次の日の報道はすべて被災地現地のニュースでした。福島や宮城に関するものばかりです。しかしその日の朝のツイッターのタイムラインには、どの公共交通機関が動いているかの情報確認と情報提供で溢れていたように思えました。

そこでテレビの報道やニュースを報じ分けることはできないのかと感じました。すべての局で被災地が放送されていました。被災地の被害はこれまでにないくらい甚大でした。しかし関東の人々も確かに被害は受けており、そんな中通勤や通学等しなければならない人々も多かったはずです。ある局は被災地を、別の局は関東の公共交通機関の状況などを放送して、混乱を避けるべきだと感じました。

また被災地の放送に関しても報じ分けが必要だと感じました。原発・安否確認・津波など似たような情報が、それぞれの局で報じられていました。それぞれの局が報じる内容を分担して放送すれば、効率よく視聴者のための報道になったのになと感じます。このような緊急事態だからこそ、テレビ局が連携して情報を提供していくべきだと思います。ぼくらネット世代は自分たちで必要な情報を探すことができますが、ネット環境の中にいない人々や、ネットの世界を知らない世代の人のためにも、テレビの報道は視聴者のためにあるべきだと感じます。